孤独

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茜「…どっちでもいいよ。大して変わらない。」 父「なんだと?」 茜「どうせお父さんなんて私や円なんか可愛く無いんでしょ?」 父「…そんなことは。」 茜「否定するなら向こうの子供に大量のゲームソフトなんて普通買わないよね。 私と円にプレゼントなんて一度も無いのに。 どうせ、養育費払いたく無いからでしょ。」 父「…。」 黙る父を横目に母が樮笑んだ。 母「そうよ。もちろん私の方がいいわよね。」 茜「お母さんだって、ただ慰謝料と莫大な養育費が欲しいだけでしょ。 あんただってなんら私たちを好きじゃ無いでしょ。」 母「母親よ!そんな訳ないじゃない…。」
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