孤独

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男「ほら…約束の合わせて6万円。」 茜「どうも。」 男「…また頼んでもいいか?…また奮発するからさぁ。」 茜「いいよ。いつでも連絡ちょうだい。」 そう…援助交際。 男なんて、若けりゃいくらでも出して来る。 毎朝乗る山手線で痴漢を捕まえ、売春の餌食をとらえる。 最近の私の日課だ…。 セーラー服のリボンを首にかけ、よれたルーズを直してソックタッチを塗って止めた。 別々にホテルの裏口から出ていく。 足早にその場を去り、公園のベンチで今日の売上の確認をする。
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