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茜「…1…2…3、1日で8万か。ボチボチかな。」
ブランドのバックや財布がが欲しい訳じゃない。
正直、家を出たいのだ。
…あの悪魔が住む家を…。
茜「…帰るか。」
足取り重く、公園を出て家に向かう。
2駅ほどのんびり歩いて、なるだけ遅く帰ろうとした。
茜「…ただいま。」
母「いつになったら譲ってくれるの?」
父「馬鹿な。譲るのはお前だろう。」
母「あなたに円(マドカ)を育てられるの?…茜だってまだこれからだし。」
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