好き。

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この間みたいに瞬くんと並んで歩いてる。 でもこの前と違うのは、会話がないこと。 ふと、瞬くんを見ると私からの視線に気付いたようで、瞬くんも私を見た。 私はとっさに目線をそらしてしまった。 「...どうしたの?さっきから変だよ。言いたいことがあるなら言って??」 私は少し考えたが決心して、瞬くんに気になることを聞いてみた。 『し、瞬くんって彼女いるの??』 瞬くんは一瞬驚いたような顔をしたけど、笑顔で答えてくれた。 「そんな、彼女なんていないよ!」 『え...しかもこの間から態度がよそよそしくなったし。』 「あぁ、ゴメンね!それはオレ、風邪ひいてたから移しちゃ悪いと思って」 私は安心して身体の力が抜けそうだったけど、なんとか抑えた。 『...そーなんだ!よかった!』 これで、瞬くんの彼女疑惑もおさまったし、仲も戻った。 これで、一件落着。
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