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涙
───・・・
『・・・くん!!みてみて♪』
私が小さめの箱を持って、あの男の子のところに走っていった。
「どーしたの??その箱。」
『えへへ♪・・・くんと私の宝物とお手紙書いて箱に入れて埋めるの。それで、大きくなったら出すの♪』
私は笑顔で男の子に話している。
「オレそれ知ってるよ!何だっけ?タイムカプセルだよね!?」
『そうそう♪やろうよ!!』
「うん!!」
私たちはそれぞれ将来の自分に手紙と宝物を箱に入れ、近所の大きな楠にそれを埋めた。
『・・・くん!!これ、タイムカプセルの鍵!!』
「ありがとう♪♪麻友ちゃん!!」
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