53人が本棚に入れています
本棚に追加
ステージでは、走り去った二人を呆然と見送った四つの影があった。
NO.4「な、なにあれー!?」
NO.1「なーんか、臭うよなぁ?」
NO.3「……」
NO.2「追うか!?」
NO.2の呼びかけに、NO.1は肩をすくめ、NO.3に視線をずらした。
今度はNO.3が視線をずらし、NO.4を見る。
NO.4「ぼ、僕!?嫌だよー!疲れるしー」
NO.1「さーんせいっ!」
1が勢いよく手を上げた。
それに続くように4も跳ねながら手を上げる。
NO.3「そもそも、NO.0はどこに行った」
NO.1「知ーらない、そのうち帰ってくるだろ。
それより、カオスエメラルドが動かないなら、オレたちが動こうぜっ」
NO.2「うむ!賛成だ!じっとしているよりマシだ!!」
2の元気な声に他の二人も頷く。
NO.3「では、30分後に教会の前で」
NO.4「新しい方だね?」
NO.3「あぁ」
四人は二人チームに別れて逆方向へと駆け出した。
α
最初のコメントを投稿しよう!