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「あれ?その子だれ?」
エミーはシャドウの後ろに居たレインを見つけて声をかける。
「レインだ。
僕が世話になった」
「はじめまして、レイン・ロウ・スカイです」
レインの挨拶を聞いたエミーはシャドウを跳ね除け、レインに駆け寄った。
「よろしくね!私エミー・ローズ!」
「よろしくお願いします」
二人の挨拶にシャドウとナックルズは顔を見合わせ、肩をすくめた。
「呑気ねぇ、今どうゆう状況かわかってる?」
「あのおばさんはルージュよ。
ルージュ・ザ・バット」
「誰がおばさんよっ!」
二人のやり取りにレインがクスリと笑うとルージュも笑ってくれた。
「おい、いつまで話してんだ。
行くぞ」
ナックルズの声に三人は頷き、走り出そうとした。
その時。
「どこ行くのー?」
「!?」
シャドウとレインには聞き覚えのある声だった。
NO.4「さっきは何も言わずに行っちゃうんだもん、ひどいなー」
NO.1「ちょーっと話し聞きたかっただけなのにさー」
四人の見つめる先にはNO.1とNO.4が立っていた。
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