再会

6/12
前へ
/96ページ
次へ
「あれ?その子だれ?」 エミーはシャドウの後ろに居たレインを見つけて声をかける。 「レインだ。 僕が世話になった」 「はじめまして、レイン・ロウ・スカイです」 レインの挨拶を聞いたエミーはシャドウを跳ね除け、レインに駆け寄った。 「よろしくね!私エミー・ローズ!」 「よろしくお願いします」 二人の挨拶にシャドウとナックルズは顔を見合わせ、肩をすくめた。 「呑気ねぇ、今どうゆう状況かわかってる?」 「あのおばさんはルージュよ。 ルージュ・ザ・バット」 「誰がおばさんよっ!」 二人のやり取りにレインがクスリと笑うとルージュも笑ってくれた。 「おい、いつまで話してんだ。 行くぞ」 ナックルズの声に三人は頷き、走り出そうとした。 その時。 「どこ行くのー?」 「!?」 シャドウとレインには聞き覚えのある声だった。 NO.4「さっきは何も言わずに行っちゃうんだもん、ひどいなー」 NO.1「ちょーっと話し聞きたかっただけなのにさー」 四人の見つめる先にはNO.1とNO.4が立っていた。 α
/96ページ

最初のコメントを投稿しよう!

53人が本棚に入れています
本棚に追加