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「かなり遠くまできたな」
今まで走ってきた道を振り返る。
遥か先まで続く道を目を細くして見つめた。
昼間の砂漠には陽炎が揺めいている。
彼の足を持ってすればステーションスクエアからそう時間はかからない。
だがそれなりに遠い街に彼
ソニック・ザ・ヘッジホッグ
は来ていた。
「ここで休んでくか」
砂漠の真中にあるその街は熱い太陽の光に負けることなく賑わっている。
街に足を踏み入れ、しばらく歩いているとセンター街から外れたのか、人数がかなり少なくなっていた。
「Wow…」
街の中心に大きな教会があった、ステンドガラスが太陽の光でキラキラと光って、神々しく見える。
じっとしているのは嫌いだが、少し見て行こうと
彼は教会の扉を開いた。
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