53人が本棚に入れています
本棚に追加
三人が走って行ったのを確かめると、ナックルズは前の二人に再び構え直した。
4「僕たちに勝てる訳ないでしょー?」
1「こう見えても、強いぜ♪」
二人もナックルズを睨みつける。
シャドウ「僕たちも暇じゃない、手早くいこう」
ナックルズ「手早くって…どうすんだ?」
相手の実力はわからない。
なのに、シャドウは余裕そうに相手を見つめる。
シャドウ「…君は、ソニックと一緒に来たのではないのか?」
ナックルズ「あ?きたぜ?」
シャドウ「なら、問題ない」
そう言って、シャドウは空に手をかざした。
ナックルズとNO.1と4はその手を不思議そうに見つめる。
シャドウ「来た」
「シャドウー!リングだよー!!」
空からの声にシャドウ以外の三人は上を見上げる。
青い機体が通りすぎた。
ナックルズ「テイルス!?」
テイルスが乗るその機体は行き過ぎて迂回し、再び元来た方向へと帰って行った。
NO.4「あぁー!!」
4が叫びながら指を指した、その先には…
NO.1「あ!あのやろ、いつの間にリングを!?」
1の言う通り、シャドウの手には黄金に輝くリングが握られていた。
シャドウ「終わりだ、カオススピア!」
NO.1と4の周りを赤い光が取り囲む。
1「やべっ」
4「わぁー!」
―――バァァァァァンッ!!
α
最初のコメントを投稿しよう!