深海メリーゴーランド

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  ◆cloud     少女は 朝露が残る草原に 裸足でたってた   流れる雲は いつだって 彼女を追い越して   行方知らずの彼らは どこから来たのかも どこへ行くのかも わからないけれど   彼らは常々 留まることを知らず 自由を感じている       両手を広げたら 風を感じて   目を閉じたら 自由の断片を見つけた     このままでいたいと 彼女が願ったとき     雲は優しく 彼女を撫でた       「  ぼくらは  どこまでだって  ゆけるんだよ          」      
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