序章

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◆サボタージュ     小さな嘘を 許されたかった   ラムネ瓶を放り投げて 散らばったガラス片は キラキラの流れ星になって 惑星を破壊したがる     そういえば 今日がまだ何日か知らないし 何年目かもしらない   決まりきったことなんて なにひとつなくて そういうの全部 君を描くために 数えてるんだと思う   いつだって夜の国に 君も僕も生まれたから カーテンだって 閉めっぱなしで 外の景色なんて 見たこともない   お願いだから 他愛ない会話して   3分毎に すきだと言って     ここは暗すぎて 君の目も口も 何も見えやしない
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