第一話

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東二局、ついに青年は動いた。今回は青年がじっと見ているのでさまができない友達は、普通にツモった。青年ももちろん普通にツモった。青年の牌は混一色のインシャンテンだった。青年のツモに力が入る。ツモった牌は七筒だった。「来た‼ここからだ」と思い、撥をきった。本当ならてんぱいだが、青年はとらなかった。もちろん青年が狙ってるのは逆転だ。だからリーチ、混一色、ドラ1、撥より、リーチ、清一色、平和、ドラ1をとりにいったのだ。次の青年のツモはなんとドラの一筒‼。青年はすぐ撥をきりリーチをかけた。友達はかなり驚いた顔をしてた。友達がツモる。その牌はなんと九筒だった。青年が清一色を張ってるのもしらず、九筒をきった。「ロン」青年は言った。リーチ、一発、清一色、平和、裏ドラが二枚乗ってドラ4の数え役満だった。友達はあ然としたまま見ていた。この上がりで勝負は終わった。友達は悔しそうにしていた。でも、この上がりには実は、ある秘密があったのだった。
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