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ある日、ある夜。
ふと目が覚めて居間へ向かった。
俺が足を踏み入れた瞬間、鉄製ラックに置かれたパソコンが光りを燈した。
誘われるようにディスプレイに喰いつく俺。
気が付くと、あるページにたどり着いていた。
ウィンドウ以外は、ただただひたすらに真っ暗な画面。
だが、俺は気付いた。
いや、気付いてしまった。
中に、俺が映っている。
一瞬、WEBカメラという考えが浮かんだが、生憎、唸り止まないこいつには、そんなたいそうな機能はない。
スッと、背中を伝う冷や汗の感覚。
なんだ、これは…？
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