第3章―楽しい授業?―

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「無理だと思っていた難関を転入生がさらっとクリア!なんて聞いたら男子は黙ってないだろうな!」 ギルがクスクス笑いながらエグゼクを見る。 「まぁ実技授業が楽しみだな!」 ライザも意地悪な笑みを見せる。 「二人に裏切られた感じがする~」 エグゼクは軽くショックを受けていた。 「アハハッ!てのは嘘だよ!ちゃんと助けてやるよ!!」 ライザとギルは笑いながらエグゼクの肩を叩いた。 「ちなみにどこまでが嘘?」 エグゼクはこのあと聞かなければ良かったと思う事になる。 「どこまでってほとんど真実だよ!」 ギルがさらっと答えた。 「まぁヤバそうなら助けてやるよ!しかしあの分だとユラも女子に相当聞かれてるな!」 ライザの言葉に少し救われた気分だったエグゼクである。 「もうすぐ授業だ、早く行こうぜ!」 ギルの言葉で三人は走って武道場に向かった。
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