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「隊長!あんな事でよかったので?」
物影から副隊長が現れる
「あら、遅かれ早かれこういう運命だったじゃない!まぁ少し早かった気もするけど」
エルマもやはり気にしていたのか俯いていた。
「はぁ、学校護衛は誰が?」
副隊長の言葉にエルマはニコッと笑い
「あなた!!」
副隊長を指指した。
「はぁ~、了解です!」
副隊長はため息つきながらトボトボと消えていった。
エグゼク自室に戻り寝そべっていた。
(これでよかったんだよな)
自分にそう言い聞かせているエグゼク。
そうしてエグゼクの短すぎる学園生活に終わりが告げた。
それから2日後
事態はいきなり動いた。
黒の十字架本部、大聖堂にメンバー全員の招集がかかったのである。
「皆、モニターを見るように!これは今日の全国放送で流れた映像だ!!」
エルマの声に皆がモニターを見る。もちろんその中にエグゼクの姿もあった。
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