第4章―そして運命は動き出す―

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ビビッ! モニターにある人物が写し出された。 「我が名はクイーズ=バルバトス!クレイジーヒューマンを束ねる王なり!!」 写し出された人物は黒の十字架の敵、しかも総大将である。 「我は今より貴様らセントリアの隣に国を作った。その名もフェイズクロス!」 いきなりのぶっ飛んだ内容に皆が唖然としていた。 「そして我がフェイズクロスは隣国セントリアに宣戦布告をしよう!今日の午後2時に貴国のバカデカイ学校と王の住む城に攻撃を加える死にたくない奴は逃げるがよい!フハハハッ!!」 ブツン! 映像はそこで途切れた。 そこでエルマが口を開いた 「これより黒の十字架は敵国の侵略阻止に向かう!部隊の配置は追って通告する!以上、解散!!」 エルマの一喝で皆が一斉に動き始めた。 エグゼクはというと焦っていた。 (クソッ!学校って言ったらクレイストしかねぇじゃねぇかよ!!) エグゼクはギル達を心配していたのだ。 すると
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