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「一番隊、及び二、三、四、五番隊は隊長であるエルマの指揮で城の護衛に向かう。それ以外の隊は学校の護衛に向かうように」
エグゼクは耳に届いた指令を聞きエルマの元に走った。
「隊長!なぜ自分が城の護衛なのですか!?」
エグゼクはエルマに会うなり問い詰めていた。
しかしエルマは
「戦場に私情を持ち込まないで!私達はあくわで国王を優先に守るのよ!!」
エルマの言ってる事は確かに間違ってはいなかった。しかしエグゼクは
「でも、あの学園は!!」
エグゼクの気持ちもわかるがエルマは心を鬼にして
「それでも、これは命令なの!わかってちょうだい!!」
エルマの悔しそうな表情にエグゼクは何も言えなかった。
そしてエグゼク達はコートを羽織り城に向かった。
ビビッ!
<こちら一番隊、所定位置に到着!>
エグゼクの一番隊は変わっていて彼一人だけであった。
ピピッ!
<確認完了!その場で待機せよ!!>
<了解!>
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