第4章―そして運命は動き出す―

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「アイツは、エグゼクは自分の理想のために敵として現れた!だから…」 「次会ったときは俺が撃つってか?」 ハルの気持ちがアルクに伝わったのか、アルクは笑いながらハルに 「次がねぇことを祈っときな!!」 なんて言いながらさって行った。 「ハル様!王がお呼びです!!」 「あぁ、わかった!すぐに行くよ!!」 ハルは兵士にそう答え、王座に向かった。 「よく来たな、ハル=グレイシスよ!!」 「お呼びでしょうか、我らが王よ。」 ハルは国王クイーズの前に立った。 「侵略戦で思わぬ失敗をしたらしいな!それについての処罰を与えよう!」 「はい」 「これよりハル=グレイシスはアルク=ルーベンスの補助部隊とし学園壊滅戦に出てもらう」 国王の命令の内容は簡単に言うと最前線には出さないと同じ意味だ。 「了解しました」 ハルは国王に敬礼をし王座を出た。
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