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あぁ‥寝たい。
自分の中で、ポツリと呟く。
毎日、二時間だけの睡眠の中
あたしは、いつものように仕事をしていた。
四畳一間に、小さな窓。
くたびれた座椅子。
部屋の三分の一を占領する机。
16インチの液晶テレビ。
目の前には、カメラが着いたWindowsのパソコン。
画面には、「自分」が写っている。
あたしは、通勤でチャットレディーの仕事をしていた。
朝11時と遅めのスタートだが、シャワー化粧とで一時間、通勤が一時間半。
九時半には、おきなければ間に合わない。
正直辛い。
なぜかって、夜はクラブのDJだからだ。
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