~プロローグ~

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『ん? 昔 ガキの頃 祖父に 仕込まれて 祖父が 他界した後は 我流だよ…それより 鳳って 財閥と同じ名前だね?』 鳳財閥… それは 日本だけじゃなく 世界を 股にかける大企業で 世界的にも 五本の指に 入る大富豪である。 『 まぁな、その鳳のトップじゃよ…』 『へぇ~…そうなんだ~、じゃぁ~ 俺は 普通なら 話しも出来ない人と 話してるのか… まぁ~ どうでも 良いけどね♪』 …っと 軽く 流す。 『何じゃ? 驚かんのか?』 『驚いてるよ?でも 俺には 絡まれてた 只のじぃーちゃんだから 堅苦しく話さないけど 良いよな?』 『はははははっ…面白いの 真は…気に入ったぞ♪』 『そう?名前聞いて ビビって欲しいの?権力を 振りかざすヤツって 嫌なんだ…俺はさ…だから 普通のじぃーちゃんとして 対等に付き合いたいしね♪まぁ 年上だから 敬うけど 基本的に タメ語でいくよ?』 『 ふむ…ますます 気に入ったの…大概は 名前を 聞いて 恐縮して 話しすら せんからの…』 そう言うと 寂しそうに 笑った。
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