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桜「うわぁぁ!?な……ななな……!!何してるんですか!?」
少女の行動に動転した桜は、少女の両手を掴んで体を反転させた。
その勢いに乗って、少女と桜の位置が逆転する。
?「いやん♪君って、ダ・イ・タ・ン」
桜の行動に何を思ったか、少女は頬を赤く染め、身をくねくねと捩る。
桜「いや、あの……」
?「そんなにお姉さんとにゃんにゃんしたかったの?いや~ん、お姉さん困っちゃうぅ。初めてだから優しくしてね♪」
引きつったような顔で、何か言おうとするが、うっとりとした目で見つめられ、言葉が出ない。
そんな桜に気づかない少女は、何故か唇を突き出してくる。
桜「ちっがーう!」
少女の行動に思わず叫び、身を離そうと暴れるが、がっちりと首元に腕を回して固定されているために、離れられない。
?「ちょっと桜ちゃん、逃げなくてもいいじゃない」
桜「んなこと言われても……え?」
自分の名前を口にされたことで桜は戸惑い、思わず固まってしまう。
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