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「不思議だなー。たしかぬいぐるみのお店に居たはずなのに…。」
亜李須はキョトンとしている。
「それにしてもかわいいぬいぐるみだな。」
ぬいぐるみを持ち上げる亜李須。
(…でも、なんで代金がいらないの…?不思議だなぁ。)
(そう言えばこれ、悪い夢を食べてくれるぬいぐるみじゃないんだよね?なんの効果があるぬいぐるみなのかな?)
亜李須はぬいぐるみをまじまじと見る。
「ま、いいや、寝よう。」
パチ─
電気を消した。
スー
スー
スー
スー
スー
スー
コト…
暗闇で何かが動きだした──
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