第2章 六月の雨

6/18
32人が本棚に入れています
本棚に追加
/63ページ
よりによってそんな位置に給水タンクがあったのだ! ゴンツ! 前頭部をタンクに思い切りぶつけた私は 思わず目の前に火花が散り 足の痺れもありよろめいた! しかも運の悪いことに 立ち上がった時にあげたズボンが 両手を離し頭を抑えたため 引力の働きにより再び膝下までずり落ちてしまったのだ!                 「加速度」image=260079759.jpg
/63ページ

最初のコメントを投稿しよう!