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眼前に聳え建つ、馬鹿でかい門。
そして、そこには―---
【城西学園】
と、書いてあった。
摩那さんはにっこり笑って、
「ここが、私の学校。
入学おめでとう、玻琉ちゃん。」
り、立派だ・・・
むしろ立派過ぎる・・・
アタシが、言葉を失いポカーンとしていると突如、
ピロロロロロロロロロロ・・・・
摩那さんの携帯が鳴った。
「はい、
え?
解ったわ、すぐそっちへ向かうから。」
ピッ
「ごめんねー、玻琉ちゃん;
急用が入ってしまったの・・・
1人で寮まで行ってくれる?
歩けばわかるから」
・・・・・・・・(汗)
「と言う訳でごめんね~」
摩那さんはアタシをとっとと車から降ろすと、何処かにか走り去ってしまった・・・・
うそ~ん(焦)
その時アタシは知る由もなかった。
車を運転する摩那さんの顔が妖しく笑っていた事など―---
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