prologue

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in London. at APRIL. 『ハルーッ!聞いたわよ!!日本に帰るんですって?』 彼女のその言葉に反応した周りがどよめく。 『メアリー・・・。そうよ、あっちの高校に入る事にしたの。』 『嘘だろ?!』 『ハルが居なくなるなんて淋しいじゃない!』 『残念だなあ・・・ハルは優秀だからもっと勉強教えて貰いたかったのに。』 『いつ日本に帰るの?』 みんなから一気にいろんな事を言われ戸惑いつつもアタシは答える。 『向こうじゃ、4月から新学期でしょ? つまりもう始まってるのよ。だからなるべく早い方が良いと思って、、、 来週の月曜、ここを発つわ。』 『ええっ!来週?!』 『すぐじゃないか!』 『嫌よ!行かないで!!』 『なんでもっと早く言ってくれなかったんだよ!』 『ごめんね・・・、みんな、、、 でも、もう決めた事なの・・・』 『・・ハル、いつか絶対戻って来てね!』 『オレら待ってっからなっ』 『また会おうなっ!』 『ありがとう、みんな―--』 こうしてアタシは、10年間過ごしたロンドンの街を後にした。 事の起こりはつい数日前である。 ※『』の中は全て英語です。 一応今現在はロンドンに居るので。 但し「」の場合は日本語です。
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