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????『貴様だったのか!黒幕は!』
?????『今さら気付いても遅い!』
????『ぐっ』
????『息子よ…なんとか生き延びてくれ……』
??『お父様!』
………
……
…
ピョピョ
??『…ん?……なんだ夢…』
小鳥の
さえずりが聞こえてきた
僕は広い庭で
いつの間にか
寝てしまっていたらしい。
??『にしても、またあの夢…あれからもう10年か……』
???『もー!またライは、お庭で寝て!』
遠くの方から女の人の声が聞こえた。
ライ『あ、なんだお嬢様でしたか。』
呆れた声でその人が言う
メリル『もう…お嬢様じゃなくて、メリルと呼びなさいと言ったでしょう!』
ライ『でも…』
メリル『私は貴方を使用人と認めて無いんだから、いいの!』
僕は
内乱が続く国の王の息子だったけど
お父様が戦況に倒れ、国を失い
この国に逃げ延びて、使用人として
この大きな屋敷で働かしてもらっている。
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