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まずは、蜜の学校に行った。
今は、夕方6時30分だ。
部活の終わった生徒達が次々と門から出て来る。
その生徒達の中には『うそっ、SHIROGANEじゃない?』と言ってる奴もたびたびいる。
誰かに聞かないと…
あいつでいいや、
と前方から来る一人の生徒を選んで歩み寄る。
銀「ちょっと、いいか?」
健「あっ、はい。(うっそ、SHIROGANEじゃん。なんでこんなとこにいるんだ?)」
銀「この学校にいる山下蜜葉って子を知ってるか?」
健「はい、仲いいんで良く知ってます。(なんで、山下を知ってんだ?)」
よかった…蜜と仲いい奴で…
銀「じゃあ、こっから10分ほどで着く、蜜のよく行くカラオケボックスか喫茶店、もしくは友達の家を知らないか?」
Yesと答えてくれ!
時間が無いんだ!
健「あぁ、知ってますよ。よく山下達と行くんで…。」
銀「教えくれて!」
彼の肩を掴んで揺すった。
健「いいっすけど…。」
よかった。
これで、場所はわかった。
無事でいろよ蜜。今行くから…
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