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俺は昨日の涼湖の姿を見てたのに
何故わからなかったんだと自分を責めた。
と、いきなり吉以が笑いだした。
和志がくるりと、吉以に向き直って吉以の肩ポン…と手を置いた。
だが、すぐに払いのけられた。
「吉以…何がしたかったんだ？
お前はそんな事するヤツじゃねぇだろ」
「面白そうだったからですよ」
俺の問いかけに
吉以はさらりと答えた。
その口に笑みを浮かべたまま。
あまりの発言に
俺はまた吉以に掴みかかろうとしたが、
また和志に止められた。
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