朝斗、キレる💢

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「………ったく、バカが」 俺はそう言い捨て、 座り込む吉以の頭を軽く叩いた。 「二度とやんなよ」 吉以は涙をぐいっと拭い、 少し潤んだ目で俺を見上げた。 「すいませんでした…!!」 「謝るのは俺じゃねぇだろ」 「あーオレはいいよ。 つーか意外と短気だな、朝斗(笑)」 いつもの仕返しか、 からかうように笑う和志。 俺は和志に背を向け、 タバコに火をつける。 少し恥ずかしかったから。  
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