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メガネの奥で、
キラリと光る目に、少し気圧されながらも
あたしは自分のケジメをつけようと気合いを込めた。
でも、
それはあまりにも意外な言葉にかき消される。
「本来ならば、大変な問題です。
が、もう一人の当事者である立木くんから話を聞いたところ、あなたには一切責任はないようですね」
「?どういう事ですか?」
意味がわからない。
あたしはつい秋葉先生を見る。
「立木は昨夜、わたしに退学届を出し、先ほど校長先生が受理しました」
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