第1話

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真知「ってか、毎日迎えに来なくていいよ。」 鷹都「誰よりも先に真知に会いたいからいいの!!」 今はお昼過ぎ。 今日、私は3限から授業で鷹都は1限から。 それでもなぜか私が学校へ行く時は、 鷹都が私の家に迎えに来て一緒に行く。 小学校の時から鷹都と私は一緒に学校へ行っている。 まさか大学になってまで一緒に学校へ行くだなんて、思ってもみなかった。 ていうか、同じ大学に進学するなんて思わなかった。 でもあいつが「大学も真知と一緒がいい!!」って聞かなくて、 なぜか私と同じ大学を受験。 そんなんでいいの?? 将来やりたいこととかないの?? でもあいつは「真知と一緒に居れたらいい」なんて言う始末。 返す言葉もなかったなぁ、あの時は。
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