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「ろくでもねぇ
連中とつるんで、
不良の真似事
してるつもりかぁ?
ちったぁ家のこと
やったらどーだ‼
夜、男に色目つかって
楽しんでるあの母親の
代わりによぉ‼」
父親ゎそぅ言いながら
新たな空き瓶に
手を伸ばした。
ぁたしゎ
大事な仲間の
ことを言われるのが
何よりも頭にくる。
母親のことを
言われるのゎ
その次に頭にくる。
『ぉい、てめぇ💢
ろくでもねぇのゎ
おまぇだろ。
ぉ母ァが夜も働かなぃ
とならないのゎ
おまぇが酒ばっかり
飲んで働かなぃ
からだろ?
パチンコばっかり
してなぃで
まともに仕事しろ‼
どぅせ今日だって
負けて苛立って
こんな小さな動物
相手にムキになって
んだろーが💢
とことん小さぃ
ヤローだなぁ。』
瓶を奪って
父親を突き飛ばすと
ぁたしゎ残された
子猫を抱きかかえて
二階の自分の部屋に
駆け込んだ。
挑発することを
言ったから、
父親がそれで
子猫に危害を加えたら
困るし、母猫が
帰ってくる気配が
なかったからだ💦。
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