ー名前ー

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大通りに出て 信号待ちの間、 真人君ゎ ぁたしの手を 握ってきた。 … 「こ~してると なんかカップル みたぃだね! だれも不自然に 思わなぃよ。」 とニヤニヤ 笑ってる。 まわりゎ高校生 カップルで 溢れてた。 みんな手を 繋いで ラブラブな様子 だったり、 2ケツしてる カップルも 結構いた。 手をつながれて 限界だった ぁたしゎ 真人君の方を 見てガンくれて やった。 『ぁたし、 そーゆぅチャラぃ男 受け付けないから! 会ってすぐに、 ぁたしの何が わかんの? 誰にでもすぐ そーやって 口説いたりして! ホィホィついてく そこらの軽ぃ女と 一緒にされんのも 嫌だから!』 バッっと 手をふりはらった。 真人君ゎ 一瞬ビックリ した顔をしたけど、 すぐまたチャラィ笑顔で 「何それ? じらしてんの? ガード固く 見せるのが今 星女の間で 流行りなの?」 って言ってきた。 星女とゎ、 ぁたしが通ぅ 星北女学院高等学校 の略称。 何言ってんの こいつ!? と、もっと 睨みをきかすと 真人君ゎ続けた… 「愛チャンゎ 今までかなり 男食ってるんでしょ? 星女なら尚更。 俺ゎ範囲内ぢゃ なかった?」 ヘラヘラ笑ってやがる。 それを聞いた瞬間 拳が動ぃた。 『このやろ~!…』 公衆の面前で、 また昔のぁたしが カムバック しちゃぅ!…と、 そのとき! プァンッ… 渋ぃクラクションが 鳴って、 ぁたし達の前に、 フルスモの いかにも怪しぃ セルシオが 止まった。 そして ゆっくり 運転席の窓が 開いた。…
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