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ナルの姿を見ると亜子は夢中で駆け寄った 「ナル!」 「亜子まちなさい!」 母親に腕を掴まれた 「ナル病気と?お話ししたらいけんと?」 「今日は我慢しよう…」 「明日はいいと?…お母ちゃん?」 「明日会いにいこうね…」 「何で泣きよると?」 母親は亜子の正面にしゃがみ亜子を抱きしめた 「亜子…ナルはね…死んでしもうた…」
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