強制終了

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亜子はそのまま家に戻ると押し入れに姿を隠した 泣いている自分が恥ずかしかった なぜだかナルに悪いと感じた 押し入れの布団に潜り込むとそれから何時間も何時間も泣き続けた 押し入れが外側から開けられる 「亜子…おいで」 母親は亜子を探していたのだ 「ご飯たべようか…」 「いらん…」 「お布団敷いてやろうね…でておいで」 それから母親の腕にくるまり泣きつかれて眠ってしまった
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