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火葬場に到着した
大人逹の配慮で亜子と慎二も納骨室に入る事を許可された
「お母ちゃん…これ…」
「ナルだよ…」
「…」
遺骨になったナル
亜子は声を失った
「さあ…あの壺に入れてあげようね」
大人逹が長い箸を持ちナルの身体をつまんで白い壺に運んでいる
「うん…」
そうつぶやいた亜子、なんと素手でナルの頭蓋骨を掴んでしまった
「あついっ!」
ナルの身体で手のひらにひどい火傷を負ってしまった
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