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トモヤ「…ん…ふわぁ…」
少ししてから、朋也が起き上がり、あくびをしながら伸びをする
ツバサ「おはよう、朋也…まだ眠いのか?」
トモヤ「…誰のせいだと思ってやがるこの野郎」
ツバサ「それより、昨夜俺ってそこで勉強してたはずなんだけどな…これって心霊現象かな?」
トモヤ「話をそらすんじゃねえ…ついでにそいつは心霊現象じゃあないから安心しろ」
朋也は翼に話をそらされたことに苛立ちを感じた。
トモヤ(やっぱり窓から放り投げた方が良かったな…手っ取り早く殺れるしな…今後からそうするとしようかな)
ツバサ(朋也は何を怒ってるんだ?別に怒らせるようなことはいってないはずだが…なんでだろう…まぁ、気が向いたら謝っておこうかな)
それぞれの思惑が心の中に秘められていた
ツバサ、トモヤ(腹減ったな…朝飯を食べるか)
翼と朋也は朝食を食べるために皆を起こした。陽平だけはワガママを言いだしたので朋也は窓を開け放ち、陽平を持ち上げては、思いっきり地面へと投げ飛ばした
ヨウヘイ「なんで僕だけがこんな荒っぽい起こし方なんですか~!?」
それが陽平の最期の言葉だった
ヨウヘイ「最期じゃねぇよ!?」
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