第三章

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「よせよ。あしたには、黒に戻すし。」 「そっか。久信、何があっても、俺はお前の親友だからな。」 真剣な顔の龍一に、久信が 「龍ちゃん今まで黙ってたけど、実は俺親父に言われて、龍ちゃんの監視をしていたんだ。」 龍一は、鳩がまめ鉄砲食らったような顔をしていた。 「久、お前、もう親友じゃ居れないって言うのか?」 「龍ちゃんが決めて。」 「バァーカ。俺はさっき言ったじゃねぇか。」 「ありがとう。」 龍一は、久信と仲良くずっとすごしたが、高校に進学すると、別々の学校に進み、全く会わなくなり、時々電話で話すくらいになりました。
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