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「vincentが落としたペンダント、これはいったいなんなんだ?」
その時、ペンダントが輝きだした。
「えっ?……光った…!?」
すると歌猫は急いでどこかへ向かった。
一方天田は戦闘の疲れを癒すために、熟睡していた。が、
「天田――――――ッ!!!!」
大声で起こされた。
「うわぁぁぁぁ!!
………ってなんだ。歌猫さんか。
一体なんすか!!耳が潰れるかと思ったっスよ!!」
「あの、vincentとかいう奴が、これ落として行ったんたけど・・・・」
天田に輝くペンダントを見せた。
「これは?」
「俺にもわからない。
でも、これは何かを示してると思うんだ」
「何をすか?」
「分からない」
歌猫は天田が寝ているベットのすぐ横にあるイスに腰掛け、ペンダントを眺めていた。
「ん!?」
歌猫はあることに気付いた。
「どうしたんスか?」
「これさ…、ずっと北の方向を指してる気がするんだけど……。」
歌猫の問いに対して天田は少し笑いながら
「そんな摩訶不思議なことがあるわけないじゃないスか。」
「いや、じゃあ見てみろよ」
「これは……。」
歌猫の言う通り、vincentが落としたペンダントは、振っても、揺らしても、放りなげても、ずっと北の方向を指してした。
「とりあえず、それが"何か”を示しているなら、行ってみる価値はあるんじゃないスか?」
「分かった。じゃあ天田との傷が治ったら北へ行って見よう。…………。ところでスネークは何処に行ったんだろうな?」
「………え?もしかして、行方不明スか?」
その場が凍りついた。
「「スネ――――――ク―――――!!!!!」」
病院中に2人の叫びが響いた。
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