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そうしている間に、10キロを走り終えた部員達が帰ってきて
俺は久々部活に参加した。
最近、体を動かしていなかったし
やっぱりバスケは楽しい。
部活が終わって、俺は現役だった頃のようにきらりを待つ。
そして二人で、久しぶりにグラウンドを手を繋いで歩いた。
さっきからニヤニヤしっぱなしのきらり。
『何ニヤけてんだよ。変態。』
と言うと
『…………。』
一気に表情が強ばる。
…おもしろ。
『てか、今日は特別に送ってやるよ。』
『え…?ほんと?やたぁ!!』
『今日だけな。』
『うん!嬉しい!あっ、でも先輩受験勉強あるんじゃ?』
『別に少しくらい。俺頭いいから』
『やっぱ秀才の言う事は違うなぁ…』
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