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「はぁ~、だいたい5分で片道15分かかるコンビニを往復出来る訳ないじゃないか。」
僕の名前は春日 真理。見ての通り只今パシリ真っ最中なんだけど。
元々無理と判ってるので走ったりはしない。
だって疲れるじゃん?
だから僕はこの死刑宣告の執行猶予を出来るだけ長く引き延ばしている。
早く終わらせたくてもアイツラ早く戻ったら戻ったで沢山文句言うに決まってるしね。
まぁそれに、僕みたいに何も出来ないような奴は、やっぱ虐められるって相場が決まってるでしょ?
お兄ちゃんはお前は出来る奴だ!って言うけどお兄ちゃんのが全然出来るし…。
はぁ~、今日はどうやって時間を潰そう…
「おい、そこのお前、ちょっと来いや。」
そんな事を考えていたときだった。あの人が話しかけて来たのは。
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