念能力

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「鋼鉄の薔薇(ベルグラディカ)」 蔓の本数が徐々に増えてくる。最初は2本だったものが今では4本目が出てきている。 「こないのか?」 (あの能力はどういった特徴が・・・・貫通力はかなりの物だとしかわからない) 「お前の能力は最低でも2つあるな」 カイは先ほどの戦闘ですでにカイの能力の特徴を大まかにではあるが把握していた。 「ひとつは・・・」 1つはカイの攻撃を受け止めた能力。防御能力としてはかなり高い。先ほどの右足の時と同等量で攻撃をしたが受け止め弾き返されているからだ。オーラ量が多くなければ右手を負傷していたかもしれないとカイは考えている。 そして二つ目は先ほど吹き飛ばされた能力。1つ目の能力とは桁違いの威力だと言う事は身を持って体感している。ほぼ全オーラを集中させたがかなりのダメージを追った。外傷は少なくても衝撃による内部へのダメージは大きかった。 「だけど・・・今の僕にはどうかな・・・」 カイの具現化した薔薇の花びらが怪しく光っている。
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