第三章 夢?現在? ホント?ウソ?

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俺が眠りにつこうとしたら誰かにのしかかられた……って誰だよ!! 「美濃副隊士、起きてくださいよぉ。 貴方の隊長の僕が直々に起こしにきてあげたんですからぁ。」 ごそごそ 俺は『起きるものか!俺はこの夢から出るんだ!』と、さっきよりも深く布団に潜り込む。 「あぁ。またそうやって、寝たふりして逃げる気ですねぇ。 まったく、そうゆうところばかり、土方さんに似てるんだから! 起きてくださいよ! 誠司[セイジ]!」 !! 俺の意志とは逆に体が反応して気が付けば、口を滑らして、その人に答えていた…もう…なるようになれ!(涙) 「はぁ。わかりました。 起きますよ、沖田先生。 だから名で呼ばないでくださいよ。 私が人一倍照れ屋で、名をよばれると反抗できないの知っててそうゆうことするんだからなぁ、まったく。」 「えぇ~。  だってそうでもしないと起きてくれないではないですかぁ。  そうでしょう?」 「まぁそうですけど…。  ところで今度はなんですか?  副長の大事にしてる、短歌帳でもなくなってさがすんですか?  それとも、隣の猫探しの手伝いですか?  それとも、沖田先生のお供ですか?」 「もう!総司と呼んでくれといっているのに!  まぁ、立場があってそういいずらいのはわかりますけど…。  他の隊士達の前ではないのですから、呼び捨てしずらいなら前みたいに総司兄さんとでも呼んでくださいよ!」 「そんなこといわれても…。」 「そんなもこんなもないですよぉ!ホントに照れ屋なんですから!」 「もう、いいじゃないですか(///)。それより起こした用件は、なんなんですか!」 「あぁ、そうでしたね。  今日の夜、久々に凪さんのところにでもいきませんか?」 「凪のところですか?  別にいいですけど、あいつ今忙しいと思いますよ。 この季節は儲け時ですし…。」 「まぁいいじゃないですか。 久々に会いたくなったんですよ。 と、いうことで今日はお供ですね。」 「わかりました。  お約束はよるなので、お休みなさい。」
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