第四章 思わぬ再開

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あれからなんかいろいろあった…。 たとえばお役目。 どうやら俺は江戸時代末期の新撰組、一番隊の副隊士というやつらしい。 んで、日本史で有名な沖田 総司の真下の隊士ってことなんだろうけど…これがなんとも…。 沖田と言う人はかなりの破天荒であり、変り者だったから、さぁ大変。 これでも有名、だからこそ?有名?っていうぐらいには、任務中の時とそれ以外のときのギヤップが激しく違い、人が変わる。 また、こうも違うのかと、言うぐらいには、性格まで変わっているんじゃないかと思う、二面性をもっていた。 んで、今日だけでもめちゃくちゃ振り回されて…気がつけばもうすでに一日の終わり…。 はっきりいって、これが夢ではなく、現実なんだなと理解した瞬間に、今までの、また、この時代の俺の記憶が流れてきて、気が付けばすっかりと、この事態に馴染んでいる俺がいて…なんとも不思議な感じだった。
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