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お姉さんを包んでいた黒いオーラがとれていた
後はお義兄さんが痛いと訴えた
身体の部分を頭に入れ
ユックリ様子を見る事にした…
私の映像に
大輔クン《スミ氏の息子さん》
相棒や蓮チャンが飛び込んで来た
それぞれの一件がヒントを与えてくれてる?
何故かそう思った …
何か因縁が絡み合ってしまってる様な
そんな感覚に陥った
お義兄さんの身体の負担を考えると …
使う力も何時もより緩く優しく
尚且つ確実な力を出さなくてはいけない …
力のコントロールが難しい。
お義兄さんの持つ『感』に
少しずつ最小限に抑えた
自分の力をユックリユックリと
静かに絡めていく事にした …
かなりの集中力が必要だ
お義兄さんの身体を第一に考える必要があった …
私と麗はお姉さんの家を後にした。
麗『今日は早かったね』
私『ん?お義兄さんが疲れるでしょう?』
麗『そっか … 』
私『身体を悪くしてるからね
人数も少なめに神経を使わせない様にね』
麗『そうだよね…地蔵んとこから帰って来てから
お姉さんが元気になったね』
私『オーラが取れたからね』
麗『うん。良かったね』
私『良かっね』
麗『でもお義兄さん知ってる』
私『うん。お姉さんも見た事あるね』
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