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神王暦295年、世界は混沌の中にあった
各国は争いを絶やさず、多くの被害が生まれた
297年、バルム皇国の皇王バルムフォードはこの荒廃した世界を一つに纏めるべく、各国へ停戦の書簡を送り、会談の場を設けた
298年、各国の代表は皇王の提案に賛成、停戦及び同盟に調印した
民衆は平和を大いに喜んだ
だが、それを良としない者もあった
彼らは反同盟組織―リベリオン―を結成、各地でテロ行為を行なっていた
特異な能力を使って強奪や殺戮を行い、自衛軍では対応ができなくなっていた
皇国は彼らを鎮圧すべく特異な能力を持った者で構成された部隊―ナイツ―を結成、各地へと配備した
ナイツは組織と対等以上の力をつけ、徐々にテロを鎮圧していった
物語は、一人の軍人の転属から始まる
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