~第一章 降り立つ風~

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空港内を出口に向かっていると―   「フォクシー・グラキアリス様。居られましたら、西側受付までお越しください。お連れ様がお待ちでございます」   館内放送が流れてきた   「…連れ?」   フォクシーはワケも分からず西側受付へと向かった       「すまない。フォクシー・グラキアリスだが…」   西側受付に着いたフォクシーは受付嬢に話し掛けた   「グラキアリス様ですね。お連れ様があちらでお待ちです」   そう言って待合室を指した   待合室に向かうと、そこには2人の女性がいた
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