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「ん??起きてないよ…ZZZ…でもリリスがレノちゃんって…
「しつこいです」
リリスは躊躇せずに、机に伏せるレノアの後頭部に真っ直ぐ肘を落とす。
グシャッと何か潰れたような音が響く。
「痛ぁぁぁぁ!?ちょ…リリスさん!?今肘!?肘でやった!?」
後頭部を掻きむしるように擦りながら涙目で訴えかけてくる。
「静かになさい。次は実戦訓練ですから闘技場に移動しますよ」
「リリス…俺たちしかいないしさ、話し方戻したら??その話し方やっぱ何か変だぜ」
レノアはふぅと息を吐いて肩を竦めた。
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