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どっちにしても俺はこいつと居座ることになるのかよ………鬱だ………。
「よろしくお願いしますねぇ、真さぁん」
「まぁそこはしょうがないとして………その服装はどうにかならないのか?」
読者の方には説明していなかったかもしれないが、蛍の今の服装を説明させてもらうと、高貴そうな服に羽織ったマントという正に魔王という感じの服装だった。
「魔王スタイルですぅ!」
「知らんわ!!
しょうがないな………もう今日は遅いし、明日にでも服を買いに行くか」
どうせ明日は日曜だしな。
「真さぁん、私に服買ってくれるですかぁ?」
「しょうがないだろ?
そんな訳分からんスタイルで歩き回ってもらっちゃこっちが恥ずかしくなる」
「真さん、優しいですぅ」
「はいはい」
俺は軽く応対した。
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