魔王様生誕祭

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「何してるんですかぁ、真さぁん?」 「いやな………いや、止めておこう」 俺が振り返るてそこには湯上がり状態特有の何ともやらしい雰囲気を醸し出した蛍がまたもや首を傾げて立っていた。 ほほぅ………これが湯上がり状態の女性の魔性の力か………。 「これでも何も感じない俺って………はぁ………」 「ほぇ?」 「いや、なんくるないさ。 服ダボダボみたいだけどまぁ明日まで我慢してくれ」 「大丈夫ですよぉ」 「そかそか。 それじゃ俺もシャワー浴びてくるよ」 「分かりましたぁ♪」 何だかご機嫌の蛍を擦り抜け、一人風呂場に向かう俺だった。
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